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zoom RSS アズールとアスマール

<<   作成日時 : 2008/01/03 22:45   >>

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ずっと気になっていた映画を2本観ました。

*キリク
*アズールとアスマール

フランスの監督さんが作ったアニメです。
この監督さん、フランス人には割といるのですが、
いわゆる旧植民地で生まれて、幼少を過ごしているんですよね。
アフリカだそうです。
キリクはその頃の思い出の断片なんだろうなと思います。
何しろ、小さいキリクが可愛いったらない!

そして、アズールとアスマール、
これは、私にとってはかなりノックアウトものでした・・・。
ヨーロッパの国で、イスラム教徒の乳母に、
その息子と共に育てられたアズール。
ある日乳母とその息子アスマールと引き裂かれる。
やがて成長したアズールは、
乳母が聞かせてくれた乳母の国に理想と愛を求めて旅立ちますが・・・。

迷信深いその国では、青い目は不吉とされ、
物乞いとなって町にたどり着くアズール。
くしくも彼の名前アズールは、アラビア語起源の言葉で、
「青」を意味する単語です。

幼少時、アラビア語で話す母子と共に、少しのアラビア語は理解していたものの、
たどり着いた国では、忘れていたアラビア語もままなりません。
全編、美しいアラビア語が流れますが、
字幕はあえて用意されておらず、
異国でさまようアズールの心もとなさを、
見る者も味わうことになります。

見る前に、モロッコ方言のアラビア語なのかな?
と思っていましたが、
これが全編フスハー(正則アラビア語)でした。
かなりわかりやすいアラビア語で、
大体の内容を理解しました。

それでも、自分がカイロに行って、
言葉がほとんどわからなかった時の感覚が、
ばーっとよみがえって、なんとも言えず甘酸っぱい気持ちになりました。
カイロに着いたばかりの時、電話局に行って、
日本の母に電話をかけました。
口では明るく話していましたが、
電話を切った途端に、本当に心細くなって、
涙が出てきてしまったのですが、
言葉がわからない私に、
電話局のお姉さんが、一生懸命に
「大丈夫?」と慰めていてくれたのを思い出しました。

不吉な目を言われたアズールは、
この国は醜い、といったん瞳を閉じてしまいます。
でも、そのアズールに町へ行くよう教えたのは、
醜いはずの貧しい人たちでした。

違いばかりをみて悲観してもいけない。
でも、目をつぶって見ないのもいけない。
美しいもの、その人たちのよさ、
そんなものを、お互いに探していけたら、
きっと、人と人とは、もっとやさしくつながれるのではないかと思います。

年の初めから、美しいものをみました。
映像も、すこぶる美しい映画でした。

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