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zoom RSS 母語を「感じる」

<<   作成日時 : 2010/08/03 14:49   >>

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アクションリサーチ研究会での所感の続きです。

今回報告のあった授業のうち、1つは国語の中の詩の時間だったそうです。
私はちょっと見られなかったのですが、

鹿は(     )立っていた。

さて、(     )にはどんな言葉が入るでしょう?
答えはこちらをご覧ください。
「鹿」村野四郎

英語教師、日本語教師、2人の率直な意見としては、
「この課題って、何のためにある課題なんだろう。」でした(笑)。
国語の授業を受けていて、同じようなことを学生時代に思った人は多いのではないでしょうか。
担当されていた先生の意図は、
「言葉の多様性に気がつくこと。そして、1人では気づかないことが、グループでは気がつくことができる。」
ということだったそうです。
この話は、佐藤学先生により、詩・文学は国語教育ではなく、一種の芸術教育である、という独特の理論展開につながっていきましたが、このディスカッションは、日本語教師の私にもすごく刺激的でした。

例えば、もし日本語を学習中の初中級の学生が、自身の作文に「鹿はすんなり立っていた。」と書いた場合。
日本語教師として、迷いなく○をつけますか?
たぶん、その学習者の実力を脳内で測ってみて、「もしかしたら“すんなり”の意味を間違えている?」と推測することもあるのではないかと思います。

母語教育というのは、たぶん、言葉を「感じることができる。」。
でも、外国語教育中は、なかなか言葉を「感じる」までは難しい。
母語教育(日本でいうところの国語)と、外国語を学ぶことの違いに思いをはせました。

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