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zoom RSS 専門性とビジョンとネットワーク作り

<<   作成日時 : 2011/04/28 15:15   >>

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大学院について、それぞれ色々目的はあると思うのですが、現在、結構な数の日本語教師が大学院で学んでいることを考えると、単に大学院に進んだだけでは、「いい仕事」にたどり着けなくなっていると、この間後輩と話していて感じました。
実際、大学のさまざまな日本語講座やコースで、日本語を教えている30代40代くらいの非常勤の先生を見ても、修士だけでなく、博士在籍中の方が多くなってきています。もちろん、高学歴であるからと言って、いい教師であるということはないですが、書類で振り分けられる場合、学歴の差で落とされるということも、実際にあるでしょう。これは、どんな職種でもあることです。

私は3つのことを意識して、2年間を過ごす必要があると思います。その3つとは、

専門性と仕事のビジョンとネットワーク作り。

修論を書くのですから、専門性は高まるでしょ?と思う方もいるかと思いますが、一概にそうとは言えません。また、仕事のビジョンと専門性が連動していないと、専門性だけ高めてもそんなレアな仕事はない、というケースもあると思います。
具体的に言うと、例えば私はICTの教育利用を専門としています。こういうと、とてもピンポイントな研究のテーマで専門性が高くなるように思えますが、実は、これもかなり広いテーマなのです。海外で教えたいと思っている人がICTを利用する場合、国内の教室授業とは違う利用方法になってくると思います。また、国内で教える場合でも、大学でCALL教室を利用するのか、それとも、日本語学校なのか、プライベートなのか。教師として利用するのか、カリキュラムに取り込むのか。補助的なのか。
大きな枠の方向性の中で、自分は将来仕事として、どのようなところで、どういう人に、どういう風に自分の専門を生かして働きたいのか。できるだけそれを具体的にしていく必要があると思います。細かく考えることは難しく、私自身、修士の頃に考えていたか、と言えば「もちろん考えていたとも!」とは言えません。が、多分他の人よりも自分が日本語教育の中でどんなことがしたいのか、仕事に関するビジョンははっきりしていたと思います。だからこそ、今の色々な仕事を得ることができたと思っています。

また、仕事を得ることができた理由の1つに、ネットワークがあるとも思っています。お偉い先生だけじゃなく、学生同士、とにかく広くネットワークを広げておく。そのためには、自分の時間を割かなければならないこともあるでしょう。なんで、こんなことしないとならないのかなあ?とちょっと理不尽に思うこともあるかもしれません。なんでもかんでも引き受ける必要はないけれど、自分の専門性とビジョンにちょっとでも関係することだったら、多少の無理をしても、条件があんまりよくなくても、引き受けた方がいいし、やりたい!と明言しておいた方がいいです。
公募と名を売っていても、「出来レース」であることもあります。業績や学歴は大して変わらなくても、ネットワークのある人が職を得る、ということも多いことを考えると、人とのつながりは、意識して作ることが大事だと思います。

上記、特に経験者から大学院に入った方に。
2年間、有意義にお過ごしください!

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