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zoom RSS BEAT Seminar FIANL, Coursera社Daphne Koller氏講演メモ書き

<<   作成日時 : 2013/03/24 10:32   >>

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昨日は東大のBEAT Seminar FIANLに行ってきました。BEATに関しては、このブログでも何度か書いていますが、今回が9年に及ぶ歴史の最後のセミナー。私も2年連続で参加したSoclaプロジェクトについての報告と参加した高校生が登壇。また、第二部として今話題のMooc、その代表的なCoursera社Daphne Koller氏の日本初講演(オンライン)ということで、参加してきました。

このブログは、その講演中のメモ書きを時系列でまとめたものです。なので、多少意味不明な所がありますが、キーワードは網羅していると思いますので、ご興味のある方は調べてみてください。

メモここから↓
2012年11月の時点で196カ国から1,900,241人もの生徒が一つ以上の授業に登録をしているが、中には
自閉症のある学習者も。当然高等教育を受けたのは始めて。学習をすることにより、自閉症の症状も改善を見せている。

宿題を期日を決めて出す。全てのタスクをクリアしないと修了できない。

Movieの導入。対面授業、例えば50分の制約、学習者にとってそれが足りようが足りなかろうがお構いなし。また、学習者の理解の範囲や進度は違う。そこで、短いMovieを用意、学習者はわかっていることはスキップできる。講師は追加教材を提供できることができる。
→画一的な方法からの脱却。

だだし、Movieを見ていればいいわけではない。Movieで質問をし、学習者はそれにタイピングで答える。その答えによりまたMovieがスタートし、解説を行うような科目もある。
教室では、一番できる学生が講師の質問に答えることが多いが、その時には他の学生はまだわかっていないことが多い。上記のようなやり方でこのようなことを避け、全ての学生がそれぞれの進度で理解することができる。

最終的な確認は週末の単元テストで。機械的に採点できる構造。エクセルのマーケット調査のスプレッドシートなども機械的に採点できる仕組みがある。
課題はできるだけ機械的に採点しすぐにフィードバック。例えば、3.4週間後に宿題やタスクを返信されても、すでに記憶は薄れてしまう。どんどん採点が返ってくれば、ゲーム的にどんどん学習を続けられる。その結果、60点くらいしか取れなかった学生が90点取れるようになる。

コンピュータ利用の限度、深く考えるような科目、デザインや製図、エッセイなどは機械的に採点するのは無理。このような場合は、ピアで評価させる(ピアグレーディング)。評価は、あらかじめどのようにするか講師から学習者に指示されている。あらかじめきちんとした基準が必要。基準をしっかり決められれば、TAなどが評価するのと同等の結果となる。

プロジェクトの1ステージが終わるごとに同級生にチェックしてもらう。corseraのプロダクトデザインの授業優秀作品三点、インド、スペイン、フィリピンという3つの国からそれぞれ参加していた学習者。

ピアグレーディング、同じ課題をしている同士が評価、1つのものを作るのでも人数分のやり方がある。多様性を認識することができる。
オンラインでのピアグレーディングを大学の一般授業に取り入れている講師も。

教えるにもクラウドも。
質問もクラウドに、大量の学習者がいるので学習者が質問のかいとうをする。
参加者によると、一般の対面授業より協調性が培われるという声も。

ベリファイトにより個人認証。身元確認は有料30-50ドル。認証に対しても金銭的支援システムもあり。

膨大なデータ、学習者がどこを見て何をクリックしたかということもわかる。
間違った答えの分布、みんなが同じように間違えたところ、ユニークな間違え、みんなが間違えるところにフィードバックをして答えを正すことができる。

学生にとってどちらの授業がよいのか、日常的に対比実験をしている。

メモ、ブルーム1984

スマート技術と大規模データの組み合わせで、テーラーメードに近づけることができる。

インタラクティブに問題を解決。

講師側がかける努力と学生の成績の相関、講師が時間をかけるほど学生の成績はよくなる。
moocを使うことでコストが下がり講師の手間は変わらず、学生の成果は上がる。

moocの学生、8割が大卒。新しいことを学びたい人。生産性高く結果を出すため。
その他の四割が途上国からの受講。アフリカの難民キャンプ、子供達に教育をという希望。教育は限られた人のためもだけでなく、基本的人権、より良い生活を送るために必要なもの。

会場質問。ピアグレーディング、大卒の人だからできるのでは?何歳くらいから利用できるか。
→受講生は9-90歳、マジョリティは20-30代。
ある程度の成熟度と理解度がないとできない。また、あまりに高度な内容のものも難しい。

日本の場合、まず学生にピアグレーディングをさせる前に、クリティカルにお互いの意見を交換するスキルを身につけないとね〜。


ここからは、BEATパネルディスカッション
corseraについて、パネラーから。
平野先生、クオリティとオープンのバランス、ビジネスモデルはどうなるのか?
重田先生、アクティブなリクルーティングの場。教材としての活用、販売の可能性。
山内先生、どうして自分達ができなかったか。開発者は皆工学系で、内容は教育系にとって新しくないこと。なぜ教育系が作れず、工学の専門家が作れたのか。教育系の人間は反省すべき。

日本の大学や高等教育への影響は?
平野
プラットフォーム、どういう目的なのか。オンラインを補助的に使うのか、オンライン全面なのか、方向性で変わる。生徒同士の交流がいかに交流し、アウトプットできるか。いかにドロップアウトさせないようにできるか。リアルとの連動。サッカーの試合、なぜスポーツバーで応援するのか。仲間を見つける。
関心→アドミッションって何か。田舎の大学は潰れるの?

重田
オンライン教育の性能は、プラットフォームの良し悪しだけではない。
moocs 大学のショーケース。大学をアピール、教材をマネタイズし収入源に。moocの教材を使う大学もあり。(その辺の話は、この前ブログに書きました。)

山内
コーセラでやったこと、一線を渡った。大学連合を作ったこと。教育面ではない。ゲームのルールが変わった。組織論と経営論のレイヤーが変わった。
(確かに、プラットフォーム自体は目新しくない)。一つの大学では戦えない。
飛んでもなく賢い人たちを世界中から留学生から大学に呼ぶことができる。
履修証明で就職できる世界。大学を経由しなくてもいい時代が来る?ある分野では起こり得るが、全ての分野では起こらない。生き残りをかけての準備。

履修率について
重田
履修状況。その授業を見てみたい。これまでのeランとは違うニーズもある。

山内
ドロップアウトをカウントすることに意味があるのか。止める自由。

平野
オンライン大学、四年で卒業する必要なし。日本では、良い大学、良い仕事のため。アメリカ、大学は本来勉強したい人のため。生涯教育、人生のいつでも学べる。

重田
国の事情。高等教育の不足と教育資金の不足。(この辺はこの間の重田先生のワークショップに出た時の私のブログに書いてあります。)

平野
破壊的イノベーション。強い敵を倒すために協力する。しかし、強くなると方向展開する。急に値上げとか、人気のあるものは独占とか。
安易に巨大なプラットフォームに寄りかかっていいのか。永続するプラットフォームはない。

山内
検討はした。コーセラに参加したからと言って、別のプラットフォームに参加しないわけではない。

重田
コーセラ、現在は教育に問題意識をもっている。資金をよそに頼っていても続かないので、持続するプラットフォームを目指す。

ここからはちょっと個人的感想。
エクセルのスプレッドシートとかもある程度自動採点できるということなので、コーセラの自動採点システムが気になる。

コーセラは現在ベンチャー資金で運営されているようだけど、今度どのようなビジネスモデルを展開していくかが、すごーーーーーーく気になる。

大学が淘汰されるのかどうかも気になるが、これは大学のブランド力がより強くなることで歴史と伝統と実力のある大学は残るんじゃないかと想像。

講師も同上。moocの授業を各大学でも利用できるようになれば力のない講師は必要なくなると思うが、ファシリテータとして講師の必要性はあると思う。
また、コーラさんも何度も言っていたが、はやりMoocスタイルになじめない学習内容はあるので、教育のすべてを!というのはないと思われます。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
自宅自習に良いようですね。一度見たいです。
momonohana
2013/03/24 11:23

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